ロックバンドは不良のしるし?

ビートルズが来日したのは1966年の梅雨時、まだ小学校にも上がらない頃だった。
当時ロックは不良のやるものであって、ビートルズのコンサートへ行くことは学校で禁止され、もし行ったことがバレたら厳しく罰せられた...そんな世相であった。
いつの時代でも音楽は若者が有り余るエネルギーをぶつけるのに格好の対象であったはずだから「ロック=不良」というのもたまたまあの時代の若者のエネルギーをぶつける対象がロックであったからに過ぎない。
しかし、そんな風潮の中で育ったものだからどことなく「反骨」「不良」「カッコいい」というイメージを今でも感じる。
ロックったって軟弱なラブソングとか女々しい歌詞とかどうしようもなく下品で馬鹿臭いのも有る訳だし、一纏めに言ってしまうのも「何だかなぁ..」だが、所詮娯楽、趣味・嗜好のものだし。
そういった「不良」とか「カッコ良さ」とか「反骨精神」の部分では全く自信が無い自分がロックの、それも最も骨太で硬派に思える3ピースバンドでステージに立つにはどこかしら気恥ずかしさのようなのもある。
でも始まってしまえばそんな感情よりも楽しさの方が遥かに勝ってしまうから不思議なものだ。
動画は2010/5/8に新装オープンして程無い北千住ノックでのそんな映像。
こうやって客観的に見返してみるとステージ上では忘れている気恥ずかしさを感じる。


で、感想は....ああ楽しかった、また演りたい!

http://blog.livedoor.jp/dpurple/archives/52022322.html