歌伴が演りたい

ここ1年近く歌の伴奏というものをやっていない。
歌伴奏が嫌いなわけじゃなくって、本当は好きなんだけどそういう機会に恵まれていないだけ。
ボーカルが居る場合にはボーカル様にご奉仕する僕な気持ちが生まれる。
楽器なんてどんなに思い入れたっぷりに演奏しても所詮はボーカルの力にはかなわない。
人間の肉声にはそれだけの力、偉大な力が有るんだと思う。
そう思えばそのボーカルさんの力になってより素敵な演奏に出来たらという気持ちに素直になれるのが不思議。
ボーカリストがどういう気持ちなのか、どういう表現をしたいのかを演奏中に瞬時に汲み取るだけの技量が必要なわけで、まだまだ遠く及ばないんだけどやってみたい気持ちは人一倍有る。
しかし、プロの現場でも「モニターにボーカル返すとやりにくいから返さないで」なんて事も有ると聞いた。
何でなのかなぁ...
すごく技術の有る上手いプレイヤーなのに歌伴奏をすると「れれれ???」っていう事もよくある。
そういうときって、出すぎちゃってることが多い。

究極の憧れはと聞かれたら、やっぱボーカリストに「あの人と演りたい」と言われるようになること。
これは間違いない。