セッション・オンライン

kazuminさんのblogにポータブルギターアンプを手に入れた喜びを綴った記事が有った。
http://kazumin.no-blog.jp/nandemonaihi/2006/02/voic_ca35.html
この記事の中にkazuminさん本人が手に入れたアンプを鳴らして演奏した短い音源が有った。
で、それを聞いているうちに何か遊んでやろうという気持ちになった。
内容はギターのみでリフを弾いたもので8小節+αの長さ。
これから前4小節だけを切り出して2倍の8小節にし、オリジナルの8小節の前に足してみた。
これで合計16小節、元々のギター演奏のリズムが良いので全く苦労無くあっさり出来上がった。
この素材は録音時のレベルオーバーでかなりピークが潰れていたため、音量を下げた後に10kHz以上の高域を大胆にカットして無理矢理潰れた角を丸めた。
その他いくつかの加工を経てギタートラックが完成!(祝)

出来上がったギタートラックをパソコンのMTRソフトに取り込む。
で、そのトラックのプレイバックを聴きながらベースを演奏し、別のトラックに録音。
聞けば聞く程アラに気が付いて気になり、結局20トラック位録り直したんだけど、どれも必ず気にくわない場所が有る。
う〜ん...........ま、いいか、これが実力ってもんサ..
だいたい20トラックの中でもベストなやつは4番目か5番目位で、その後はだんだん下降線を辿ってる気がするし。
ロックは簡単...じゃないよ。

こんな感じで接続。

パソコン <-> UA-25 -> モニタースピーカー
         <- TOKAI/PBモデルベース(桃金鮫仕様)

UA-25というのはEDIROLのオーディオインタフェースでなかなかのスグレものであーる。

イントロはまずはギター1本で4小節、それにDsとpfが入って4小節、更に7小節半目からbも加わって残り8小節でイントロ終わり。
ギターの出だしのリフの印象が強い曲だからその辺りも考慮しつつMixDownのオートメーションをプログラミング。
そして試聴・オートメーションとエフェクターの設定調整を何度か繰り返していよいよMixDown!!

出来上がったファイルの音量をノーマライズしてMP3変換して完成!!(祝)

出来ればpfやDsのパートも入れたかったんだけど、シンセを引っ張り出して繋げるのが面倒だったし、もし誰かが後から足してくれればその方が面白いと思い、gとbのみにした。

こんな手間を厭わなければNet経由でセッションが出来る。
同じ元ネタでいろんな人がいろんなアイデアで参加出来るし、それは店でやるセッションとは違った楽しみになると思う。
その反面顔を合わせてよーいドンのセッションじゃなきゃ味わえない事も沢山有る。
それはそれ、これはこれとして、もっと楽しんで行けるものになれば面白いのになぁと思った。
ただし、もっと手軽に、簡単に出来なきゃね。