街の景観

そりゃ広告なんだから目立つように作らなきゃ意味が無いってことは解る。
でも町中全部が「一番目立ちたい」広告で埋め尽くされたらどうなるのか...
新宿とか神田とか東京の繁華街にはそういう無法地帯が存在する。
これなんかどうだ!

全くもうこうなるとビル一つが全体的に高い彩度で埋め尽くされて、全部がケバいからどんな広告を作ったって決して目立たないだろう。
更に複雑に電線が走る所もある。
自分が幼少期を過ごしたのは団地の街で、電線は全て地下ケーブル。
電柱が1本も無かったから尚更異様に見えるのかもしれない。
駅前は大体こういう傾向にある。
この写真はたまに会社帰りに乗り換える駅前。

やっぱり消費者金融関係が幅をきかせている。
庶民の金融、質屋と言えば昔は恥を忍んで行く場所だったんだと思う。
どの店も一つ路地を入った所にひっそりと「質」の看板を上げ、人目につかずに入れる気遣いが有った。
今はそんな気配は全く無い。
首都高速道路を走っているとそこここにサラ金の看板が目につく。
TVCMでイメージアップを狙ったりしているが、所詮サラ金サラ金だよなぁ。
今の子供達がこれをどう思っているのか気になるね。