地震の後で

先日宮城県沖を震源地とする地震が有った。
東京でも結構な揺れが長時間持続した。
ビルの最上階に居たので特に揺れ幅が大きかったのかもしれない。
体感的に振動の周期が一定していたのでそれに共振するものの揺れが増大して行った。
帰宅してからニュースで宮城のスポーツ施設の天井が崩落したことを知った。
屋内プールの天井だから、中にいる人は当然水着姿で水の中。
究極の薄着であることと、水中で身動きが取りづらいことを考えると本当に恐ろしかっただろう。
設計が悪かったのか施工が悪かったのか材料が悪かったのか、そのあたりは調査結果を待たなければ何とも言えないが、ハッキリしていることは「天井が崩落するような建築物は明らかに欠陥建築である」ということ。
しかも公共施設でこのような事態になるということは相当に恥ずかしい事である。
どこかで誰かが良心に恥ずるような仕事をしたのは間違いない。