ブリッジ

honyarera2005-06-09

知り合いのベーシストの元へ行っていた楽器が帰って来た。
そのベーシストの楽器の指板スリ合わせを依頼されたので、その代用に使って貰っていたものだ。
その作業が完了したのでそれと引き替えに我が家に戻って来た。
幸い、すり合わせをした楽器は好調とのことで、音もイメージ通りだそうだ。
まずはメデタシメデタシで胸を撫で下ろす。
で、帰って来た楽器はある時点から酷く状態が悪くなったというので調べてみると...ビビル..というよりも立て付けが悪いようなガッコンガッコンという音がする。
こういう音がする場合、弦よりも本体のパーツに問題がある場合が多い。
まずブリッジの取り付けがちょっと緩んでいるのでマシ締め。
オクターブ調整ネジが伸び切って緩んでいたのでこれも適正な位置に調整。
ネックの逆反りを微弱な順反り(これすごく微妙)に修正。
これだけでかなりな改善が見られたが、正直言ってあのオールドタイプのブリッジは宜しく無い。
精度がイマイチだからオクターブ調整ネジと駒の間にガタが出やすいし、エンド部分でも弦が暴れやすい。
かと言ってこれを丸ごと取り替えてしまうのも楽器の雰囲気を損なうような気がしないでもない。
指板の摺り合わせとナットの調整(現状高め)はやるとして、ブリッジは悩みどころ。
さぁて、どーしたもんかねぇ。