女性専用車両

仕事場へ向かう電車の乗り換え駅で警備員の姿が目に付く。
事件?事故?
いや、どうやら女性専用車両の案内と誘導のためらしい。
どの電車も先頭車と最後尾の車両に「女性専用」と書かれたステッカーが貼られている。
東京メトロでは最後尾の車両が「女性専用」というルールらしい。
つまり、男性である自分は一生最後尾車両には乗れなくなってしまった訳だ。
痴漢の被害に遭う女性が後を絶たないという現状を考えると致し方ない事ではあるが..
東京の地下鉄ではホームの両端に階段の有る駅が結構ある。
だから不便な事も多い。
ホームに降りたら電車が居て発車ベルが鳴りそう...な場合には最後尾には乗れないからその前の車両から乗り込まなければならないのでOUT!な事だってある。
最後尾の車両近辺に女性が殺到してホームが混雑したら駅の乗降効率だって悪くなる。
やれやれだ。
痴漢が居なければこんな事は必要ないんだけどなぁ。
話は変わるんだけど、一般的に男性の方が女性よりも自分が確保したいテリトリーが広いんだそうな。
これ以上他人に近づいて欲しくない距離というのが女性の方が短いらしい。
でも埼京線に代表されるような超混雑電車ではテリトリーも何もあったもんじゃない。
乗客はみんな電車の中で押し寿司の飯粒みたいになっている。
そんな極限状態の中で更に痴漢の濡れ衣を着せられないようにしなきゃならないからもの凄いストレス状態だと思う。
いっそのこと男女比で女性専用と男性専用に分けてしまえばどちら様もみな気が楽になるんじゃなかろうか。
ん?どちらでも無い方?...ど、どうしよう。