今月のライブ

北越谷ensemble-ASKでTM@WORKのライブだった。
今回は女性ジャズ・ヴォーカリストのMAHOさんをゲストにお願いして4曲の共演!
これがとても楽しみだった。
Jazz屋さんが演る生粋のJazzではないが、Jazzを演るという事がTM@WORKの大きな特徴である。
基本的に好きな音楽、心地良い音楽、ロックでもジャズでもそういうものを演るバンドなのだけれども、Jazzの曲(という言い方も違和感が無きにしもあらずだが)は毎回何かしら必ず演奏していて普段あまりJazzを聴かない仲間たちからも「良いもんだね」と言って頂いている。

だから今回のJazz曲はJazzヴォーカリストとの共演という訳で、前回に続きワクワク度も高かった。

1曲目は4ビートの速い曲でバンドの速度限界付近のテンポで演奏している。
そりゃぁもう冷や冷やドキドキでスリル満点、自分の事で精一杯なのだが、最後にポンと切って終わった瞬間が例えようも無く気持ちがよい。

2曲目はジャズスタンダードナンバーで早めのフォービート。
普通はイントロ→歌入り1コーラス→楽器アドリブ→4バース→歌入り1コーラス→エンディングという流れなのだが、イントロ代わりにギターがメロディーを弾いて1コーラス→歌入り1コーラス→4バース→歌とギターがユニゾンで1コーラス→エンディングという構成にした。
本格Jazz屋さんに怒られそうだが、演ってみるとそれ程違和感も無く、最初の1コーラス中にはヴォーカルへの期待感も高まる効果が有るみたいな気がする。
ただし、ユニゾンってのはヴォーカリストにとって制約が生じることになるので大変だっただろうと思う。
MAHOさんに感謝しなきゃ。

3曲目はクリスマスソング。
この曲にはバースが付いていて、リハではその部分がどうもしっくりとイイ感じにできず苦労したが、最終的にはピアノと歌で演ることになった。
本番では冷や汗ものだったが何とか乗り切る事が出来たのは絶対にMAHOさんの気遣いのおかげだ。本当はバースでのピアノと歌の関係ってその逆じゃないといけないと思うが...(汗
楽器隊だけで初めて合わせた時は「果たしてどうなるものか」と大いに心配だったこの曲も本番では楽しく演れた!

4曲目は何と!ロックのバラード曲!
綺麗な曲だし、格別の曰くがある歌詞だし、演る方はこれまた格別の緊張感だ。
もっともっと時間があればJazz風のアレンジもやってみたかったが、今回は割とストレートに。
目の前の客席に座っていたベーシストが「OK!Good!」のサインを呉れたのが嬉しかった。

さぁ、来年は何を演ろうか。
まだまだ楽しみは尽きない。