勝手に変えるなー!!

ウチのメインで使っているマシンはhttp/sendmail/ftp/telnet等と言ったお約束のサーバーサービスは行っていないがインターネットを介してリモートデスクトップが見られるようにしている。
このお陰で何処に居ても我が家のマシンのデスクトップ画面を表示してリモート操作ができるのでとても便利。
当然セキュリティーにも十分気を遣う必要があるのでルーターのポートを塞いだりとか何かと苦労は有る。
先日アンチウィルスに使っているノートンアンチウィルスの期限が切れてしまったので2006版に更新した。
すると、そのサーバーにクライアントからアクセスしようとすると以下のようなダイアログがポップアップするようになってしまった。

>このネットワークリソースを使用するアクセス許可がない可能性があります。
>アクセス許可があるかどうかこのサーバーの管理者に問い合わせてください。
>このコマンドを処理するのに必要な記憶領域をサーバーで確保できません。

全ての共有フォルダで起こる訳ではなく、FAT32でフォーマットしているフォルダーでのみ起こっている。
そこでHDD丸ごと1台分120GBを別のHDDに待避させてからNTFSにフォーマットしなおして解決するかどうかを試してみたが、ダメ。
いろいろと調べてみるとWindowsのLanmanServerのスタックサイズをノートンくんが書き換えてしまっているらしいということが判明。
このIRPstackSizeはWidowsXPの既定値は15のはずだ。
レジストリーエディターで覗いてみると...11になってるじゃん。

HKEY_LOCAL_MACHINE
+SYSTEM
+CurrentControlSet
+Services
+LanmanServer
+Parameters
+IRPstackSize

早速15に書き換えて再起動して..全て解決!!

参考サイト
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb%3Bja%3BJP198386

WindowsNTのデフォルトが11ということでそういう風に書き換えてるんだろうけど、アンチウィルスソフトが何故にそこまでお節介をやってくれちゃうのか...
アンチウィルスソフトならば自分が稼働している環境のOSのバージョンくらいは当然知ってるだろうからXPの15ではなくNTの11に変えられる(しかもそれで不具合が生じる)のはバグと言っていいと思う。

こういうのって普通のユーザーじゃ絶対解決できないよなぁ。
パソコンは簡単になったとは言うけれどマダマダだ。