OLNZ馬金LastDay

honyarera2006-03-31

馬橋オリンズ金曜セッション最終日に行ってきた。
懐かしい顔もちらほらと見られて結構盛況だった。
ブルースセッションとかジャズセッションとか、タイトルを冠する訳でもなく何を演ってもいいよというセッションは見たことも聞いたことも無かった。
Webページで知って恐る恐る地下室の鉄扉を開けたのはいったい何年前だっただろうか。
実にバラエティー豊か、いろいろなアマチュアミュージシャンがロックあり、ブルースあり..その場に居合わせ偶然ステージ上で立ち並んだ同志で演るパフォーマンスは"今度は何を演るんだ?"と思わせてくれた。
決河は様々、そりゃぁ失敗セットも多々有ったが、"このメンツで何か演るんだ"という意気込みは誰にもいつも有った。
そんな中でも特に刺激的だったのがフリー・インプロビゼーション
特に何を決めるでもなく演奏が始まり、展開して行く。
その場で即興的に作り上げる音楽、演奏するにはそれなりの意気込みと覚悟が要るからどんなメンツででも出来る訳じゃぁない。
だからこそ大きな満足感が得られる時も有ったし、何よりも緊張からの開放感が堪らなく心地よかった。
今日の馬金はそんな頃の「そういえばこんなセットも良く演ったよね」っていうセットが沢山有ったと思う。
懐かしさを感じるとともにあの頃来ていた人達の顔が目に浮かぶ。
思えば最近の馬金は自由であろうとすることが逆に自由をスポイルすることに繋がっていたのかもしれない。
次回金曜日からはセッションの内容をまたガラリと変えるようだ。
しかし、誰もがフラリと行って、もしかしたらすごい事が出来るかもしれないという予感が持てる"馬"であることは変わらないと思う。