あなたは自分の仕事に誇りを持っていますか?

「こんにちは。山田ですけど、社長、居ます?」
これが見たことも聞いたことも無い人からの電話一声。
要するに親しい友人を装って社長に取り次がせようという魂胆だ。
こんなのはまだ可愛い方で、NTT代理店の××ですがこのたびアナログ回線をIP電話に置き換えることになりまして、そのお手続きの電話だったんですが...
なんて詐欺まがいのも有る。
だいたい「電話だったんですが」ってぇ言い回しは何だ??
こいつアホかいな..ちゃんと日本語しゃべれ、日本語を。
頭に来たのでNTTに電話して「こんな電話が掛かってきたけどNTTからの指示か?」と聞いたら「NTTから代理店を通してそのような連絡をすることはありません」だって。
更に「NTTではIP電話はまだ時期尚早だと考えています」だって。
だから「NTTの代理店」からの電話は無条件でお断りしている。
で、それもまだマシな方だ。
「○○ですが△△部の××さんお願いします」
最初は至極普通。
「失礼ですがどのようなご用件ですか?」
と聞きかえした辺りから態度が変わる。
怒っているような声調子で「お世話になった者」とか「大阪に移動されたと聞いたが」みたいな出任せとかを言って何とか探ろうとする。しかも終始威圧的。
こちらは○○なんて奴は知らないし、知らない奴とお話してあげる暇も無いし、とにかく相手にしたくない。
ここで対応が問題だ。
むげに「取り次げないね」とチンしちゃうとその後がしつこい。
嫌がらせ電話を何度も何度も掛けて来て、その向こうで毒づく。
「これから行くからな、オマエ待ってろよコノヤロー」みたいな恫喝の文言の数々。
これ、相当面倒臭い。とにかく「ぼくまだ入ったばかりで全然わからない」とか「営業さんみんな出ててぼくしかいません」とか言って誤魔化すしかない。
以前この手の電話営業野郎に聞いたことが有る。
「何で知ったの?」
すると
「スーパービジネスマンって名簿に乗ってんだよコノヤロー」
だそうで。
チョット待て、そりゃウソっぱちだ。おいらはそんな高級な奴じゃぁ無い。とすると電話営業ちゃんも詐欺の被害に遭ったってことになるんだろうか。
それにしても毎日毎日そんな事をしていて頭おかしくならないんだろうか?
仕事ってのはね、人の役に立つのを言うんだよ。
こういう人に聞いてみたい。
あなたは自分の仕事に誇りを持っていますか?