やっぱ、ベースは良いさね

今度は先日のライブ「鑑賞」で思ったこと。
自分が弾いている楽器っていうのはやっぱりライブでも大きめの比重で見てしまう。
本来は全部ひっくるめてバンドの音、バンドのノリ、そして更にお客さんやハコまで含めていいライブだったねーとかう〜ん、今市だったなとかっていうことになるべきなんだろうけど、そこはやっぱし..
正直なところなので勘弁して頂きたいのです。
昨日はノッケからベーシストにやられっぱなしだった。
最初のバンド、よく知っているベーシストなんだけど、それでもやっぱし音を聴くと「スゲェナー」って思ってしまう。
何せまず音が良い。
「あのベーアン好きくないんだよなぁー」なんて言ってる自分がハズかしくなる。
バンドの芸風にピッタシと合った音色で良く聴こえている。
そして、何よりもそのタイミング、ノリの良さがスゴイ。
バスドラと一部のズレもなくバシバシとアタックが決まって行くサマを目の当たりにして、胸がスカッと秋の青空状態になる!
演奏中の動きもカッコイイ。
自分「お疲れさま〜。いやぁ勉強させていただきました(笑」
ベー「何言ってるんすか、ミストーンてんこ盛りでダメっすよ」
いやいや、無いに超したことは無いが、ミストーンが有ったってカッチョ良ければいいのだ。実際おいらは胸がスカッとしたのだ。
2番目のバンドも良く知っているベーシスト。
ユニークなメンバー達を低音で支えてしっかりとグルーヴを出している。
音も心地良く体に響いて来る。
スラッピングのソロなんかステージを通してチラッと数小節やっただけなんだけど、それがまたカッコ良くてとても印象に残っている。
リズムの安定感もあって、ぬる目の温泉にゆっくりと浸かっている時のような気持ちよさを堪能させて頂いた。
そして最後のバンドのベーシスト...も良く知ってるんだなぁ。
でもそのバンドで演奏するのを目の当たりにするのは初めてで、どんな演奏をするのか楽しみにしていた。
5拍子、7拍子、変拍子..難しそうな曲だけど、全然不安な感じが無い。
ギターもドラムスも結構な音量なのにキチンとヌケてるし、しっかり支えている感じ。

実は昨日は寝不足やら何やらですごーく疲れていたんだけど気持ちよくライブを楽しめた。
やっぱベースがキッチリしているとキモチ良いのだ。