いなかのくらし

honyarera2007-03-23

今日カミさんの実家へ一人で遊びに行っていた長男が、大量のフキノトウをおみやげに帰って来た。
田舎はどうだった?と聞くと「空気が旨かったんだよ」と興奮気味に言った。
カミさんの実家は福島県はあぶくま山系の中に有る養蚕農家。
携帯電話が通じない程の僻地で、田んぼと畑と牛以外には何も無い。
当然空気も綺麗だし、夜になると信じられない程の星が見える。
盛夏でも夜になれば冷え込むのでぐっすり眠れるし、風の音、牛の鳴き声以外は何も聞こえない。
訪れるたびに思うのは、こういう環境こそが人が暮らす場所なのだろうということで、田んぼもまだまだ有るし、いい加減田舎な三郷でさえよどんだ空気の都会暮らしに思えてくる。
ただし、生活の糧を得て暮らしていくのは容易なことでは無く、若者はどんどん離れ、年寄りばかりになってしまった。
出来ることならば日々の暮らしはそういう場所で、利便性は少々時間はかかっても駅の有る町で、というのが理想。
でも音楽活動は...仲間が居ないだろうなぁ。