土日で作るオリジナル・エフェクター

土日で作るオリジナル・エフェクター

近所(?)の相可屋楽器御薗店で買ってきたこの本、パイカンをはじめブルースセッションでよくお目にかかるtoyaさんがSoundRecordingMagazineというアマチュア寄りの音響エンジニアリング/DTM雑誌に連載していた記事を纏めたもの。
この本の良いところは「簡単で使える」製作記事ばかりであるところ。
小難しいものは一つも出てこない。
回路図を眺めているとそのシンプルさからどういう動作をするのかが一目瞭然、とても分かり易い。
ハンダ付けの練習をすれば誰にでも政策できると思う。
プリント基板を使わず、端子台を使った実態配線図というのも良いと思う。
そして、この本は単に連載記事を纏めただけではなくアフターフォロー記事(それも本文に迫る程充実したもの)が載せてある点が素晴らしいと思う。
電子パーツって同じ型番のものがいつまでも手に入る訳ではないし、そのフォローアップ記事には使ってみた結果ここをこういう改造をしたというフィードバックもある。
そこに追加されている回路解説記事も面白い。
セッション日照りの大型連休、これを眺めて過ごすことになるのか...