あさぎり

honyarera2005-06-24

たのべえさんが鉄道好きと聞いて嬉しくなってしまいました。
この写真はもう今から15年位前、新宿で撮ったものです。
小田急ロマンスカーのハシリですね。

軽い車体で曲線が続く区間も軽快に走れるようにするために車体のつなぎ目の下に車輪を置く「連接車」という構造になっていて走行音も独特でした。
開発テストのために国鉄御殿場線を走行したという珍しいケースでもあります。
ドアは「自動ドア」ではなく手で開け閉めするタイプ(!)
この後も小田急の特急用車両には「連接車」構造が継承されて行きます。
最近JR東日本Fastechという新幹線用の新型車両を発表しました。
世界一を目指し、最高速度は360キロを超えるそうです。
そうなると、もう殆どプロペラ旅客機のスピードですね。

そんな時代に改めてこの小田急SE型を眺めてみて思うのは、今でも夢に溢れているということ。
それは決してノスタルジーではなく、未来の夢なのです。
最新型にもSE型にも共通している開発陣の「夢を実現しよう」という強い想いがそう感じさせるのかもしれません。