呼ばれて演奏するということ

何かとおつきあいして頂いているペール・オレンジというバンドが東京の福祉マンションの記念パーティーに呼ばれて演奏したという記事を読んで、「いいなぁ、やってみたいなぁ」という感想を持った。
学校や施設やおまつりでの演奏の場合、顔見知りではない人たちにお聴かせすることになる。
お客さんの様子を見ながらじっくりと演奏し、その場の空気を変えていく、そんな風に想いながらライブをやって来たつもりで居たんだけど、全く知らない人たちばかりの中ではいったいどんなものなんだろう?
おまつりの会場で足を停めてくれる人はいったいどの位居るんだろう?そしてその中のどれ位の人が聴いていてくれるんだろう?喜んで下さる人がどれ位??
自分たち演奏側とお客さんで共有できた喜びや気持ちよさは有ったのか?
どんな構成、どんな曲目、どんな演奏..伝えるためには何をすればいいのか。
演奏が終わった後に話しかけてくれる人は居るかな?
何か感想を言って貰えるかな?
しかもそのお客さんが嗜好も性格も何もかもわからない知らない人ばかりなのです。
そんな「わくわくする事」に満ち溢れていると思うのです。