タイヤ交換

ここのところ週末へ向けて気温が下がるというパターンの天気が続いている。
どうやらこんな感じでどんどん寒くなり、今週末あたりは太平洋側でも雪となる所も有るようだ。
降ってしまってから慌てて、しかも雪の中びしょ濡れになりながらやるのも嫌なので今のうちに冬タイヤに交換することにした。
これから春を迎えるまではタイヤチェーンも常備である。
フロアジャッキで上げながら前後2本ずつ換えればそうたいした手間でも無く、30分もかからずに終わる作業だ。
フロントはクロスメンバーに、リヤはデフケースに、木の板をかましてジャッキで上げた。
いつも思うのだがこのフロアジャッキというやつ、ある程度上がらないとレバーのパイプが入らない。
仕方ないからラチェットのハンドルで漕ぐんだけど何とかならんものだろうか..
上げたついでにエンジンオイルも交換、今回はフラッシングもしておいた。
何故かオートバックスだのイエローハットだのではあまり見かけないんだけどホームセンターでは売っているプルトップのついた缶入りのフラッシングオイル、丁度350mlの缶ビールみたいな感じの外観で、安いのだが効果ははっきり体感できる。
フラッシングつきのオイル交換後はフラッシングしない時と比べると明らかに静粛さに差がある。
そのリフレッシュ感を楽しみながらスタンドへ行ってエアーを調整した。
230Kpaが指定値だが180Kpaまで落ちていた。
スタンドのおじさんの話では夏場と冬場ではその位の差が出るのだということで、小マメに調整をしておいた方が良さそうだし、急に冷え込むこの時期なんかは特に気を付けた方が良いだろう。
更に100円の水洗いコースで自動洗車して外観も気分的にもかなりサッパリとした。

燃費性能の噺

エコロジーという言葉も「エコ」って略されて呼ばれるようになればだいぶ世の中に浸透して来ていると言えると思う。少なくとも上っ面だけは流行語として知らない人は居ないだろう。
でもそれを進んで実践している人ってどれだけ居るんだろう?
エコマークの製品を買っていれば目的達成、自分はエコな人っていうことになっていないだろうか?
技術者が一生懸命省エネとかエコロジーを考えて作り上げたモノもちゃんと使ってあげないと成果が上げられないし、それを世に送り出してくれた人達に失礼だと思う。
例えば自動車だ。
クルマのカタログの最後の方のページにそのクルマの性能等を一覧表にした表が載っている。
当然燃料1リッターあたりで何キロ走行するかという「燃費」も記載されている。
燃費って言ったってアクセル全開で時速200キロで走るのと下り坂を殆どアイドリングで下るのとは全く違うので、標準的な走行パターンを想定してそれでどの程度の燃費かシミュレーションする「標準規格」がある。
10.15モードとかJC08モードとかって書いてあるアレがそう。
じゃ、誰が運転しても同じような値になるかと言えばそれは全く違う。
良く見かけるのがビデオゲームのカーレースみたいなアクセルワークの人。
絶えずアクセルペダルを踏んだり離したりを繰り返している人で、一定の開度で一定の速度を保つことが出来ないらしく、細かく加速と減速を繰り返している。
アクセルをガバッと踏んだ瞬間にクルマは急加速が必要だと判断してガソリンをドバーッとエンジンに送り込み、この瞬間はランボルギーニもクリビツな燃費状態になる。
いくら踏んでもすぐにスピードが上がる訳じゃないからしばらくそのクリビツ燃費が続き...結局スタートからゴールまでの所要時間は全く一緒でも正しく運転した人と比べたら燃費は段違いという結果になる。
つまり、アクセルワーク一つで燃費なんかいくらでも変わるってこと。
どんな高性能エコカーでも、例えハイブリッドでもだ。
つまりエコカー買っただけじゃエコにゃならんということだ。
「カタログにリッター30キロって書いてあるのにそんなに走らんぞ」と思っている人、原因はクルマではありません、アナタです。

コンビニエンスストア

セブンイレブンは津以北にしか無く、逆にファミリーマートとサークルKは津以北で弱い。
ローソンは県内にまんべんなく分布している。
デイリーヤマザキは県内皆無だが、代わりにヤマザキショップというのが多数ある。
外観はコンビニエンスストアだがフランチャイズという業態とは異なるらしい..とは言っても利用者からすれば同じなんだけど。
どのコンビにでもほぼ間違いなくATMが有るのは銀行窓口密度が薄いという事情からかもしれない。
どのコンビニも置いてあるものは同じようなものだが、釣りが盛んな土地柄からか釣りえさを置いてある店舗も見かける。
都市部であればタバコや酒の扱いが無いコンビニもちょくちょく見かけるが、当地では見たことが無い。

自動車事情(道路事情その2)

老人車

三重県内を走っていて非常に多いと感じるのが老人マークを付けたクルマたち。
どんな人が運転しているのだろうと運転席に目を遣ると、それはもう見たところかなりご高齢な方が...というケースも多い。
大抵はノロノロ気味に走っているが、車線を時折跨いでみたり、あり得ないタイミングで脇道から本線に出てきてヒヤッとすることもあるから気を付けなければいけない。
都市圏は何処へ行くにもどんな用事を足すにしても大抵公共交通機関が有るからクルマが無くても全く困らない。
本数が少ないだの混んでるだのと不満を言ってしまうのは贅沢というもので、田舎ではそんなものは皆無なのだから有るだけありがたいと思い感謝すべきだ。
タクシーは有るにはあるが、日常の買い物で気軽に使えるコストではないし、山間部やへき地(と言ってもちょっと行ったところにゴロゴロと存在する)に行ったらそれすら無い。
そんなものだから田舎ではご高齢になられてもクルマで移動せざるを得ないという事情がある。
危険なのは確かだし、判断や操作の素早さで随分衰えているのは否めないが、そういうリスクを織り込み済みで道路交通を考えざるを得ないのだから結局「気を付ける」ということに限る。

リスクハザードな場所

とにかくクルマが出てきそうなあらゆる場所。
脇道、コンビニに限らずあらゆる駐車場の類、そこにクルマの鼻っ面が見えたら心にハザードを点灯すること。
特にその鼻面が道路に向かって少しでも動いているようなら「出てくる」という心づもりで居た方が良い。
左側に限らず右側もだ。

最近きれいに直したばかりの新しい道路も危険個所。
特に老人車は今までの何十年という運転経験の積み重ねがあり、しかしそれは時として「思い込み」という形で安全とは逆の方向に作用してしまう。
今まで無かった交差点、今まで無かった標識、今まで無かった信号....
ことごとく「無かった」ということで無視して行ってしまう傾向がある。
実際近所でほんの100メートル程度の距離を新しい道が通った途端に一日あたり6件の交通事故である。
その後も事故は起こり続けていて、先日見た時はクルマが突っ込んだせいで門柱がピサの斜塔になっていた。

自動車事情(道路事情)

2桁以下の国道
県内の主要国道は以下の通り。

国道1号線(東海道
日本橋を起点とするあの東海道で、名古屋から桑名・四日市を経て甲賀の里、大津、京都を通り大阪へ至る。

国道25号線(名阪国道
四日市が起点で亀山から伊賀の里を経て天理へ至る。
東海道と並ぶもうひとつの名阪を結ぶ幹線。

国道23号線
愛知県豊橋三重県内宮前を結ぶ、三重県的には一番重要な道路。
東海道名阪国道はそりゃぁ重要な道路であることは間違い無いが、文化的な見方をすればそれは何となく県内を通り過ぎるだけのものであって、三重県民的心情からすれば23号線とか42号線なんだよね。

国道42号線
起点はなんと浜松で、そこから三重県を通過して和歌山まで行っているかなり長距離の国道。
この国道は熊野街道とも呼ばれて、古くからの街道..と言えば熊野古道とも一致する部分がある。

一時停止
そもそも昔は道路標識なんて存在していなくて、クルマが幅を利かせるようになってからあまりに危険なんで優先道路とわき道をハッキリさせるために一部の危険な交差点に一時停止標識が設置された...のだと思う。
たぶん当時は一時停止交差点の方が珍しい存在だったに違いない。
三重県南勢部も当然のようにどの方向も一時停止ではない交差点が超多数存在する。
そういう交差点が殆ど存在しない都市部から出かけるとついつい一時停止標識が無い限り自分が優先道路を走っていると勘違いしてしまいがちだがそれは大きな間違い。
そういう心積もりで走っている限り事故のリスクは非常に高い。
元々交差点なんて場所は危険な場所だから一時停止標識はおろか、信号の有無にも関わらず「気をつけて」通過しなきゃいけない場所なのだ。
だから交差点での事故は信号待ちの追突でも無い限り責任割合が100:0にはならない。
老人車なんか当たり前のように何も気にせずに通過して行くからかなりの要注意ポイント。

三重交通事情(鉄道編)

三重県には以下の鉄道がある

JR東海
http://jr-central.co.jp/
 +− 関西本線(名古屋−難波)
 +− 紀勢本線(亀山−和歌山市)
 +− 名松線(松阪−伊勢奥津)
 +− 参宮線(多気−鳥羽)

近畿日本鉄道
http://www.kintetsu.co.jp/
 +− 名古屋線(近鉄名古屋−伊勢中川)
 +− 湯の山線(近鉄四日市湯の山温泉)
 +− 八王子線(日永−西日野)
 +− 内部線(近鉄四日市−内部)
 +− 大阪線(伊勢中川−大阪上本町)
 +− 山田線(伊勢中川−宇治山田)
 +− 鳥羽線(宇治山田−鳥羽)
 +− 志摩線(鳥羽−賢島)

伊勢鉄道(1987年第三セクターとして営業開始)
http://www.isetetu.co.jp/
 +− 本線(河原田−津)

養老鉄道(2007年近鉄より分離)
http://www.yororailway.co.jp/
 +− 養老線(桑名−揖斐)

三岐鉄道
http://www.sangirail.co.jp/
 +− 北勢線(西桑名−阿下喜)(2003年近鉄より継承)
 +− 三岐線(近鉄冨田−西藤原)

鉄道による名古屋から伊勢方面への移動は近鉄名古屋線近鉄山田線とJR関西本線紀勢本線参宮線がほぼ並行して走っている。
近鉄の利用が一般的だが、名古屋駅での乗り換えアクセスはJR東海の快速みえが便利なためか利用客も増えている模様で、2011/3のダイヤ改正で全ての快速みえが4両編成化された。
皇室の伊勢神宮参拝時には以前は参宮線が利用されており、利用客の少ない同線の存続理由になっていたが、現在は近鉄が利用されている。
以前伊勢には伊勢電気鉄道(神都線)と朝熊登山鉄道の路面電車が走っていた。
1961年に廃止されてしまったが、もし現在まで存続していれば外宮、内宮、二見、朝熊という観光地を結ぶ路線として人気者になっていたに違いない。